URUSHINASHIKA

職人CRAFTSMAN

職人

URUSHINASHIKAの皮鞣し

URUSHINASHIKA
CRAFTSMAN File
01「皮鞣(なめ)し」

兵庫県たつの市株式会社A.I.C
代表取締役倉田 幸男

倉田 幸男

YUKIO KURATA

徹底して美しく、循環可能。

URUSHINASHIKAでは、株式会社A.I.Cの「ポルティラ鞣し」技術と独自の方法をさらに協力して進化させ、環境負荷が極めて少ない独特の鞣し技術にを用いています。
二ホンジカの皮の鞣し(なめし)工程において、独自に開発した、この極めて環境に配慮した(環境負荷の少ない)技術で鞣した皮は、真っ白で本当に美しくなります。

皮鞣しの9割がいわゆる「クロム鞣し(なめし)」製法で、その製造過程は環境に大きな負荷をかけています。クロム鞣しに使用される化学物質は、適切に処理されなければ土壌や水源を汚染する可能性があり、どうしても生態系に影響を及ぼす可能性があるのです。私たち人間も、その生態系の一部だと認識しなければならないと思います。

私たちURUSHINASHIKAでは、今こそ環境への影響を最小限に抑える必要があると考えて、サスティナブルな鞣し技術の探求、持続可能な製造方法を採用しています。それにより地球の未来を守り、次世代に健康な環境を提供することができます。

URUSHINASHIKAでは、独自に開発した技術で、クロムを使わずに鞣すことに成功しています。 金属が使われてないわけですから、私たちURUSHINASHIKAの革は土に還ります。

これが、URUSHINASHIKAが考える、徹底した「美しさ」です。

YUKIO KURATA

株式会社A.I.Cの「ポルティラ鞣し」技術と独自の方法は、鞣し工程で皮革に深みと独特の風合いを与えます。長期間にわたる研究と経験、さらに伝統的な技術を組み合わせて活かし、最高品質の皮革を生み出す彼らの技術は、業界でも高く評価されています。サスティナブルな方法で皮革を鞣すことを重要視しており、徹底した環境への配慮と、自然の恵みを余す事なく使う事を考えて鞣すことが使命です。この点でURUSHINASHIKAとの息がぴったりと合っているのです。

URUSHINASHIKAの鹿革は、日本の野山で育った野生の鹿

URUSHINASHIKAの鹿革は、牧畜されている牛などとは違い、日本の野山で育った野生の鹿を使用しています。
そのため、生前に負った擦りキズやその治癒跡があり、また表皮が薄いという特性から一部に剥がれが見られる事もあります。

鹿革の肌に吸い付くような独特の柔らかさと風合い

鹿革には牛や豚では表現出来ない肌に吸い付くような独特の柔らかさがあり、その風合いも長く持続する事から 古来より高級皮革として珍重されてきたという歴史もあるのです。

URUSHINASHIKAの鹿革
URUSHINASHIKAの鹿革URUSHINASHIKAの鹿革

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